イノベーション

私はスタークスをイノベーションを生み出せるような組織にしたいと考えている。

文部科学省によるとイノベーションの例として以下の項目が挙げられている。
・創造的活動による新製品開発
・新生産方法の導入
・新マーケットの開拓
・新たな資源(の供給源)の獲得
・組織の改革

だが、イノベーションを生み出す組織であるのは簡単ではなく、とても大変なことのようだ。

 


ヤバい経営学―世界のビジネスで行われている不都合な真実

イノベーションを生み出す革新的な組織であり続けることは簡単ではないということだ。会社は、何か本当に新しいものに予期せず出会うこともあり、そして成功することもある。しかし、会社として利益を出すことができるようになり、それが続けば、革新的で創造的である必要はなくなってくる。そして、新しい製品やサービスを生み出そうとする気持ちもなくなる。

今の時点では、会社は利益を出している。しかし、業績が悪化するまでイノベーションに投資するのをやめたとしよう。業績が悪くなり、問題から抜け出すためにイノベーションを起こそうとしても、手遅れだ。意味のあるイノベーションを起こすには時間がかかる。やってきたことがダメになりそうだと思って、新しいことを始めようとしても、すでに遅い。そうなるまでは、イノベーションを起こす活動なんてしていないので、その腕もなまってしまっている。一度イノベーションを起こすのを止めたら、再びイノベーションを起こすのはとても難しい。

 

しかし、簡単ではないからこそ、革新的な組織であり続けることには価値が有るし、そこを目指すのは面白い。


コメントは受け付けていません。