座右の書2

あたりまえのことをバカになってちゃんとやる

この本も、kindle版と書籍を所有しており、今までに30回以上は読んだと思う。
読む度に自分が情けなくなってしまう、とても良い本だ。

「はじめに」にから引用する。

「何が起きても、前向きにとらえる」
「人間として、正しい考え方を持つ」
「仕事を深めるための勉強をする」

これらはいわば、人生がうまくいくための原理・原則と呼べるものです。
何の変哲もない、ごくごくあたりまえのことです。
このあたりまえのことを、バカになって、ちゃんとやれるかどうか。
人生がおもしろくなるかどうかは、この一点にかかっているといってもけっして言いすぎではありません。

「そんなの当たりまえだろ」と思う人もいるかもしれない。
しかし、誰でも分かっている当たり前のことを、きちんと出来ている人は非常に少ないのが現実だ。
逆に考えると、当たり前のことをきちんとするだけで他とは大きな差が付くとも言える。

本書の中で印象に残る言葉のひとつが「散歩のついでに富士山に登った人はいない」だ。
ここも少し引用してみる。

富士山に登るには、それなりの装備や準備が必要です。富士山の頂上に立つ人は、みな「富士山に登ろう」と思って、一歩一歩、歩いてきた人たちばかりです。
・・・中略・・・
富士山の頂上に立つ人は「富士山に登ろう」と思って歩いているから、頂上に行けるわけであって、何も考えていなければ、たいした場所には行けません。人生も同じです。どこかに行こうと思わなければ、ただの散歩のようにぶらぶら歩いて、どこに着いたか分からないうちに、やがて死にいたります。

スタークスにおいてもそうだ。
何の目標も持たず、ただ単に目の前の仕事をこなすだけの繰り返しでは未来は無い。
未来を創造するためには「理想や目標を持ち、それを実現させるために行動する」ことは必要条件だ。

この本も「7つの習慣」と同様、スタークスの一員となる人の必読書である。


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